2014年12月11日
文化の里 秋名
名瀬から芦花部を通り龍郷町秋名へ向かうと集落入り口に「文化の里」の案内塔がある。
また、忘れてはいけないのが秋名が発祥といわれている大島紬の「秋名バラ」ですよね。 橋の欄干にも柄が描かれています。








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秋名バラ
アラセツ行事
かかし祭り
琉球石垣
秋名集落を散策してみると史跡や大島唯一の田袋があり楽しい。
名瀬から芦花部トンネルを抜けると秋名川がある。その秋名川の上流からふんちゃ峠へ向かう道があるが、水害で崩れて通行できない。
今、自衛隊の手で道路整備が行われている。
その道路の奥の方には、「刀鍛冶跡」があるらしい。
トンネルから集落までの道路沿いには「緋寒桜並木」が。
里には見事な「琉球石垣」があり、そこへの入り口辺りに「茅葺の高倉」が建っている。
秋名全体で14棟程の高倉があるが、唯一のカヤ葺きの高倉である。
さらに下ると山手の方に国の重要無形民俗文化財に指定されている「アラセツ行事」の「ショチョガマ」で使われる舞台があり、海岸に行くと「ヒラセマンカイ」舞台の「神瀬岩」と「めらべ岩」がある。
港の入口山手には「厳島神社」がある。
この神社はその昔、山の上の方にあったものを下ろしたようである。
民家門柱の上に「魔よけの貝」を置いている家も多い。
コミュニティセンター前の道を上に方に向かっていくと「さたやどり」が。
また、忘れてはいけないのが秋名が発祥といわれている大島紬の「秋名バラ」ですよね。 橋の欄干にも柄が描かれています。
集落には大島唯一の田袋が広がっている。
随分休耕田となっているが三割程度は稲作、マコモ、タイモなどに今でも使われている。
一部の田では小学校の学童の田植えも行われている。
以前、「かかし祭り」も行われていたが、残念ながら数年前から行われていない。
草むら、田があるおかげで、色々な鳥が見られる。
定期的に野鳥の会の観察会も行われ、都会からも野鳥観察のため個人で訪れる人もいる。
今年、私が見た鳥は「コウノトリ、ナベヅル、シロハラクイナ、タシギ、タカブシギ、バン、ゴイサギ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、アマサギ、セイタカシギ、アカガシラサギ、カモ、コチドリ、セッカ、サシバ、シロハラなど」季節をとおして色々な鳥を見ることが出来る。
もちろん普通に「カワセミ、ツバメ、スズメ、セキレイ、メジロ」は普通に見ることが出来る。
これだけの鳥を見ることが出来るのは、田袋のお陰だ。
カエルやシリケンイモリも多い。
さらに山では、「アマミヤマシギ、ルリカケス、サンコウチョウ、リュウキュウコノハズク、アカヒゲ、アカショウビンなど」が。
海岸、平地、山では運が良ければ「アマミノクロウサギ」も。
このように自然豊かな集落は他にないのではないだろうか。
是非、機会を設けてゆっくりと探索されてはいかがでしょうか。 一日楽しめますよ。








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