2014年02月10日
去年のアマミノクロウサギ死亡数
環境省 奄美野生生物保護センター「奄美の風だより」によると、去年のアマミノクロウサギの死亡数は12月26日現在で56頭となっている。
56頭のうち、自動車事故によるものが17体で全体の30%、犬・猫被害によるものが10体で全体の18%、残りの半数の29体(52%)は死亡原因不明となっている。
死亡原因不明が半数におよびますが、白骨化しているため不明となっているのではないかと考えます。
野生生物保護センターへおじゃまして聞いてみたいと思っています。
というのも、先月、知り合いからクロウサギが死んでいると連絡をもらったため回収して、野生生物保護センターへ連絡し引き取りに来てもらいました。
半数の死亡原因不明の死亡個体数も、道路外に跳ね飛ばされたり、野猫などに襲われたものではないかと。 あくまでも私の推測ですが。
マングース駆除の成果もあるのでしょうが、最近はクロウサギが里近くで見受けられます。 その分、交通事故にあうウサギも増えてくるのではないでしょうか。
クロウサギだけでなく、去年は安木屋場トンネルを抜けたところの道路真ん中で、車にはねられたアマミヤマシギを見つけました。
歩道に上げて野生生物保護センターに連絡しました。
このような事故により貴重な天然記念物である動物・野鳥が少なくなっていくのが心配です。
怪我や死亡したクロウサギを発見したら野生生物保護センターに連絡してください。
環境省 奄美野生生物保護センターの連絡先は、0997-55-8620 です。
Posted by yamachan at 23:20
│自然観察